19日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=145円台前半で推移している。序盤は国内輸出企業による実需のドル売り・円買いもあってやや上値が重くなったが、中東情勢の緊迫化を背景にした「有事のドル買い」が継続する中でFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果公表を受けて米金利の先高観が広がり、ドル・円は底堅く推移した。昼ごろには上昇が一服したが、145円ちょうど近辺で底堅さが意識されると、強含みの展開となった。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
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