22日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=148円台半ばで推移している。朝方は7月全国消費者物価指数(CPI)を材料に円買いが強まる場面がみられたものの、一巡後はパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演を前にしたポジション調整のドル買い・円売りにより堅調推移となった。パウエル議長からハト派的な発言は聞かれないとの思惑もドル・円を支えた。ただ、終盤には日本の長期金利の上昇を背景にドル売り・円買いが強まって失速した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
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