23日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=156円台前半で推移している。片山財務相が為替動向について「行き過ぎた動きには対応をとる」などと述べるなど前日から政府関係者による円安けん制発言が相次いでおり、短期的な過熱感もあってドル売り・円買いが継続した。午後に日経平均株価が下げ幅を拡大する場面では、一時156円を割り込むなど前週末の植田和男日銀総裁の会見前の水準まで下落した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
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