25日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=145円台前半で推移している。午前中は日銀の田村直樹審議委員が福島県金融経済懇談会で、物価の上ブレリスクには果断に利上げすべき、との見解を示したことからドル売り・円買いが強まり、ドル・円は上値が重くなった。午前11時ごろには144円60銭近辺まで下落したが、日経平均株価の上昇とともに一巡後は下げ幅を縮小。日本の長期金利がやや低下したこともあり、ドル・円は午後に145円20銭近辺まで上昇する場面があった。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
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