26日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=142円台後半で推移している。朝方は米政府がEU(欧州連合)への50%関税の発動を延期すると伝わり、ドルを買い戻す動きが先行したが、一巡後は上げ幅を縮小した。米財政赤字への懸念が根強いほか、ドルへの信頼が揺らいでいることもドル売り・円買いを誘ったとの見方がある。ドル・円は午前中に一時142円20銭近辺まで下落。昼すぎにかけて下げ渋ったものの、米英市場が休場で積極性は乏しく、次第に上値が重くなった。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
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