27日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=156円台前半で推移している。ドル売り・円買いが優勢となり、ジリ安で推移。大分県の金融経済懇談会で挨拶した日銀の野口旭審議委員が利上げを否定しなかったなどと受け止められ、午前10時すぎには155円70銭近辺まで下落した。前日のドル安・円高水準を割り込まなかったこともあって昼にかけて下げ渋ったが、野口審議委員が会見で利上げの遅れに懸念を示したことなどから上値が重くなった。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
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