28日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=143円台半ばで推移している。祝日を前に市場参加者が少なく、午前中は国内輸出企業による実需のドル売り・円買いが観測されて軟化。一巡後は持ち高調整のドル買い・円売りにより下げ渋るなど方向感が乏しかった。米株価指数先物の下落のほか、後場の日経平均株価が上げ幅を縮小したこともあってドル・円も午後は上値が重くなり、一時143円30銭近辺まで下落した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
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