3日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=147円台半ばで推移している。朝方は147円10銭台で推移していたが、日経平均株価の上昇を背景にドル買い・円売りが先行。前日は日銀の内田真一副総裁の発言を受けて日銀の利上げが意識され、円買いが強まる場面があったが、きょうの植田和男総裁の発言は目新しい内容ではなかったと受け止められ、持ち高調整のドル買い・円売りも強まり、147円70銭台まで上昇した。午後はあすの自民党総裁選の投開票を前に様子見ムードも広がり、全体的に動意が乏しくなったが、日経平均が堅調に推移したため147円80銭近辺まで上昇する場面があった。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
市況(場況)