8日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=146円台前半で推移している。米関税政策が米インフレを招くとの警戒感や、先行き不透明感から日銀が利上げしにくくなるとの見方からドル買い・円売りが先行。日経平均株価がプラス圏で推移したこともドル・円を支え、一時146円45銭近辺まで上昇した。ただ、足元で上昇ピッチが速かったこともあって上昇は一服。RBA(豪準備銀行)が理事会で政策金利を据え置き、豪利下げ観測が後退すると豪ドルに対して米ドル売りが強まり、ドル・円も伸び悩んだ。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
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