市況(場況)

9日の東京株式市場見通し=軟調な展開か

 予想レンジ:5万100円−5万700円(8日終値5万581円94銭)

 9日の東京株式は、軟調な展開か。現地8日の米国株安を受け、売り優勢スタートが見込まれる。一方、8日午後11時15分ごろ青森県東方沖で発生した地震に関し、気象庁は「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表。巨大な地震が発生する可能性がふだんよりも高まっているとされ、防災関連株に関心が向かう可能性もありそうだ。為替相場は、ドル・円が1ドル=155円台の後半(8日は155円35−36銭)、ユーロ・円が1ユーロ=181円台の半ば(同181円11−15銭)とやや円安方向にある。8日のADR(米国預託証券)は円換算値で、INPEX、ニデック、日産自などが、8日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、8日の大阪取引所清算値比270円安の5万320円だった。(高橋克己)

9日の主な経済指標・スケジュール
【国内】
・ 8:50 11月マネーストック
・15:00 11月工作機械受注
・5年国債入札

【海外】(時間は日本時間)
・豪州準備銀行理事会
・FOMC(米連邦公開市場委員会、10日まで)
・米10年国債入札

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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