タキヒヨーが3日ぶりに反発、63円高の1860円を付けた。10日午後2時、26年2月期第2四半期累計(25年3−8月)連結決算を発表。大幅な増益で着地し、買い人気を集めた。
第2四半期累計の決算は、売上高が317億9900万円(前年同期比12.0%増)、営業利益が11億1700万円(同2.2倍)だった。主要得意先に対する商品のブランディング(特徴ある商品群の提供)を強化。消費者向けのプロモーション(販売促進)手段まで含めた提案を進めた。また天候に対応したさまざまな機能素材(接触冷感、吸水速乾、UVカットなど)やサステナブル素材(脱炭素型、循環型など)の開発と提案により、付加価値向上に取り組んだ。
26年2月期業績予想は、売上高610億円(前期比0.6%増)、営業利益15億円(同14.3%増)を据え置いている。
10日の終値は、前日比22円高の1819円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社