飲料ストローなどを手掛ける三井松島ホールディングスが続伸、前週末比152円高となる1449円を付けた。前週末7日引け後、26年3月期業績と配当予想の上方修正を発表し、買い材料視された。
通期の連結業績予想について、営業利益を82億円から90億円(前期比18.2%増)に、純利益を58億円から64億円(同26.0%減)に引き上げた。最近の業績動向に加え、グループ会社が上場株式投資などによる特別利益を計上する見込みとなった。第2四半期累計(25年4−9月)は、営業利益が54億200万円(前年同期比40.2%増)、純利益が52億400万円(同80.7%増)だった。
また同社は、期末配当予想を従来の23円から41円(調整後前期実績16円)に引き上げた。中間の23円とあわせた年間配当は64円(同26円)を予定している。
10日の終値は、前週末比56円高の1353円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社