京葉銀行が急伸、81円高の1402円を付け6日の年初来高値1355円を更新した。前週末7日引け後、26年3月期第2四半期累計(25年4−9月)の連結決算を発表。大幅増益に通期の利益予想を上方修正し、材料視された。
第2四半期累計の決算は、経常収益が496億5700万円(前年同期比25.4%増)、経常利益が132億2200万円(同11.1%増)だった。通期予想については、経常利益予想を従来の192億円から217億円(同19.1%増)に引き上げた。資金利益の増加が見込まれるほか、新たな与信関連費用の発生が落ち着いた状況が続いていることなどを織り込んだ。
同時に、自己株取得枠の設定と消却を発表。自己株取得では、取得上限150万株(自己株を除く発行済み株式数の1.22%)・15億円。取得期間は11月11日から26年1月30日まで。また、11月28日付けで、保有する自己株500万株(消却前発行済み株式数の3.80%)を消却するとした。
10日の終値は、前週末比31円高の1352円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社