科研製薬が続急落、125円安の3540円を付けた。26年3月期第2四半期累計(25年4−9月)の連結決算を発表。大幅な減収減益となり嫌気された。
第2四半期累計の決算は、売上高が393億5600万円(前年同期比23.4%減)、営業利益が2億300万円(同99.0%減)だった。売上高は、前期の第2四半期累計期間の増収要因であった「NM26」の知的財産譲渡および販売提携オプション契約に係る契約一時金収入を計上した反動および、薬価改定の影響などにより減収を強いられた。利益面では、ライセンス契約に伴う契約一時金の支払いなどによる研究開発費の増加などが重しとなった。
26年3月期の業績予想は、売上高863億円(前期比8.2%減)、営業利益21億円(同90.0%減)を据え置いている。
11日の終値は、前日比85円安の3580円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社