鹿島が急騰、557円高の5760円を付け、連日で上場来高値を更新した。11日正午、26年3月期連結業績予想の上方修正と、期末配当の増額を発表、買い人気を集めた。
26年3月期の業績予想で、売上高を2兆9500億円から3兆円(前期比3.0%増)に、営業利益を1590億円から2020億円(同33.0%増)に引き上げた。土木・建築の両事業において売上高が増加。国内関係会社での建設事業の順調な進ちょくなども寄与する。期末配当予想は、従来の56円から76円(前期実績59円)に増額し、第2四半期末の56円(同45円)と合わせた年間配当は132円(同104円)となる見込み。
第2四半期累計(25年4−9月)の決算は、売上高が1兆3729億2200万円(前年同期比3.9%増)、営業利益が1086億7200万円(同2.3倍)だった。
11日の終値は、前日比461円高の5664円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社