精米袋やコメの包装機械などを手掛けるのむら産業が、今10月期業績の上方修正や配当増額を発表して人気化し、前日比500円ストップ高の3280円を付けた。
同社は11日、今期の連結営業利益の見通しを5.4億円から7.4億円(前期比47%増)に引き上げた。政府の備蓄米放出により米袋や包装機械の需要が拡大。また、値上げも寄与した。
第3四半期累計(昨年11−今年7月)の営業利益は5.5億円(前年同期比39%増)となり、従来の通期計画を上回った。利益見通しの増加に伴い、期末一括の配当予想を62円から89円(前期は59円)に増額した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社