東洋水産が急伸、722円高の1万180円を付けた。12日午後零時20分、自己株取得枠を設定したと発表、材料視された。
自己株取得枠は、上限300万株(自己株を除く発行済み株式数の3.01%)・235億円。取得期間は5月13日から26年5月12日まで。26年3月期の事業環境、財務状況なども総合的に勘案し、機動的な資本政策を遂行するため自己株の取得を決めた。
同時に発表した26年3月期の連結業績は、売上高5450億円(前期比7.4%増)、営業利益760億円(同0.7%増)を予想。配当は第2四半期末80円(前期実績80円)期末120円(同120円)の合計200円(同200円)を見込む。25年3月期決算は、売上高が5076億円(前期比3.8%増)、営業利益が754億8800万円(同13.2%増)だった。
12日の終値は、前週末比134円高の9592円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社