山九が急伸、523円高の7043円を付け、18年10月10日の上場来高値6550円を大きく更新した。12日引け後、自己株取得枠の設定と自己株の消却を発表、材料視された。
自己株取得枠は上限500万株(自己株を除く発行済み株式数の9.52%)・200億円。取得期間は5月13日から26年2月27日まで。消却については、発行済株式総数の5%に相当する数を超える自己株の全株式数を26年3月16日付で行うとした。消却株数については、今回の自己株取得が終了した後、改めて公表するとした。
同時に発表した26年3月期の連結業績は、売上高6180億円(前期比1.8%増)、営業利益410億円(同6.7%減)を予想。配当は第2四半期末116円(前期実績102円)、期末116円(同130円)の合計232円(同232円)を見込む。
25年3月期決算は、売上高が6067億9100万円(前期比7.7%増)、営業利益が439億4500万円(同24.8%増)だった。
13日の終値は、前日比446円高の6966円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社