商業施設の賃貸やクレジットカードを手掛ける丸井グループが急騰、前日比274円高となる3100円を付けた。13日引け後、25年3月期決算と26年3月期の業績予想に加え、新たな自社株の購入枠設定と消却を発表し、買い材料視された。
25年3月期の連結営業利益は445億1500万円(前期比8.5%増)だった。フィンテックのカードクレジット取扱高が全体をけん引した。26年3月期の営業利益予想は500億円(同12.3%増)とした。配当予想は中間65円、期末66円の計131円とし、前期から25円の増配を計画している。
また同社は、1000万株(自己株を除く発行済株式総数の5.57%)・200億円を上限とする自社株買い枠を設定。取得期間は、6月1日から11月15日までとした。あわせて、自己株式2500万株(消却前発行済株式総数の11.98%)を消却することも明らかにした。
14日の終値は、前日比253円高の3079円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社