力の源ホールディングスが３日ぶりに急反発、１４１円高の１４５９円を付けたている。１５日午前１１時３０分、２６年３月期の連結業績予想を発表。２ケタの増益見通しに配当の増額計画を示し、好感された。
２６年３月期業績は、売上高３７２億８７００万円（前期比９．１％増）、営業利益３１億６９００万円（同１２．７％増）を予想。日本国内で事業成長並びに提供価値を増大させていくため、基幹ブランド「一風堂」の出店を、従来の人口密集地や集客力の高い商業施設に加え、都心部近郊の中商圏やロードサイドへの出店を積極的に行う。一方で、将来の収益性低下が見込まれる店舗などの戦略的閉店も進め、より高い収益体質へと改善するとした。配当は、第２四半期末１０円（前期実績９円）、期末１０円（同９円）の合計２０円（同１８円）に増額する見込み。
２５年３月期決算は、売上高が３４１億６６００万円（前期比７．５％増）、営業利益は２８億９００万円（同１４．８％減）だった。
１５日の終値は、前日比１１８円高の１４３６円。
［ 株式新聞ダイジェスト ］ 提供：ウエルスアドバイザー社
