大王製紙が15日午後1時、26年3月期の連結業績予想を発表、売上高6700億円(前期比0.2%増)、営業利益220億円(同2.2倍)を予想。紙・板紙事業では国内生産子会社のいわき大王製紙でバイオマスボイラーの復旧を予定し、環境負荷低減およびエネルギーコスト改善を見込む。また、今後の成長を担うホーム&パーソナルケア事業で、国内は、各カテゴリーにおける高付加価値商品の拡販や価格改定の浸透、ペットケア事業の拡大に取り組む。配当は、第2四半期末7円(前期実績7円)、期末7円(同7円)の合計14円(同14円)を計画する。
25年3月期の決算は、売上高が6689億1200万円(前期比0.4%減)、営業利益が98億700万円(同31.7%減)だった。
15日の終値は、前日比6円安の868円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社