山善が3日ぶりに反発、63円高の1459円を付けた。15日午後2時、26年3月期第2四半期累計(25年4−9月)と通期の連結利益予想を上方修正し、好感された。
第2四半期累計の業績予想で、売上高は2550億円(前年同期比2.4%増)を据え置いたが、営業利益を40億円から50億円(同45.3%増)に増額。各種費用について、取引内容の最適化や価格交渉、計画済みの販売促進活動の内容など経営効率向上に資する管理可能な諸施策の見直しを徹底し、販管費の削減を図ったという。通期予想では、売上高5300億円(前期比2.7%増)を維持した一方、営業利益を90億円から100億円(同4.9%増)に引き上げ、一転して増益となる見込み。第2四半期までの利益予想の修正を織り込んだが、下期計画は据え置いている。
15日の終値は、前日比32円高の1428円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社