東レは16日、グループの現地子会社Toray Membrane Middle East(TMME)を通じ、サウジアラビア王国のシュアイバ3海水淡水化プラントに逆浸透(RO)膜を供給したと発表した。
同プラントの処理能力は日量60万立方メートルで、近年、人口増加やインバウンド需要により水需要が高まっているサウジアラビアのメッカ、ジェッダ、タイフ、アルバハの地域に安定的に飲料水を供給する、重要な水ライフラインとなる。同社では今後も、当該地域の安定した水供給により一層貢献するため、販売品目の拡充や水処理技術サービス拠点を設立するなど、現地における販売・技術・生産体制を強化するとしている。
16日の終値は、前日比5.4円安の997.6円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社