板硝子は16日、国内建築用ガラス事業の主要製造拠点である千葉事業所(千葉県市原市)において、最新鋭のスパッタリングコーティング設備を導入し、省エネ効果の高いLow−Eガラスの生産能力増強すると発表した。
Low−Eガラス(Low Emissivity、低放射ガラス)は、ガラス表面に透明金属膜をコーティングし、建物内外の熱の透過を防ぐ省エネガラス。同社はこれまで、日本国内は大半のLow−Eガラスをグループ内外から外部調達しLow−E複層ガラスを生産してきたが、今後も高い需要が継続的に見込まれるとともに、商業ビルなどの非住宅分野や既存建築物のリフォーム市場などへも更なる採用拡大が見込まれることから、今回の増強を決めた。
16日の終値は、前週末比変わらずの400円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社