新コスモス電機が急騰、525円高の4735円を付け、10月30日の上場来高値4500円を大きく更新した。前週末14日引け後、26年3月期第2四半期累計(25年4−9月)の連結決算を発表。大幅な増益となり、好感された。
第3四半期累計決算は、売上高が246億3400万円(前年同期比21.9%増)、営業利益が40億1800万円(同19.2%増)だった。家庭用ガス警報器関連が、北米向けの電池式メタン警報器および警報器用ガスセンサの販売が引き続き好調に推移。工業用定置式ガス検知警報器関連は、電力業界向けや化学業界向けガス検知警報器の販売、およびメンテナンスサービスは堅調だったが、一方で、半導体業界向けガス検知警報器の販売が低調だった。
26年3月期の業績予想は、売上高480億円(前期比13.9%増)、営業利益56億円(同8.6%増)を据え置き。第2四半期累計決算の通期業績予想に対する進ちょく率は、売上高で51.3%、営業利益で71.8%となっている。
17日の終値は、前週末比440円高の4650円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社