FDKは17日、水素貯蔵タンク用の新材料として高容量AB2型水素吸蔵合金を新たに開発したと発表した。
同社によると新たに開発した高容量AB2型水素吸蔵合金は、水素貯蔵量の体積効率が液体水素の約2倍、高圧水素ガスの約7倍、重量当たりの水素貯蔵量がAB5型比で約20%向上したほか、安定性に優れた水素放出圧力などを有しているという。7月から一部需要家向けにサンプル提供を開始し、10月以降の量産出荷を予定している。
17日終値は、前日比6円高の352円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社