フィリピンで国際通信回線の販売を手掛けるアイ・ピー・エス(ips)が上場来高値を更新、前日比230円高となる3480円を付けた。18日引け後、フィリピンで電気通信事業を展開する子会社InfiniVANが、フィリピン政府の行政機関DICTと、フィリピンにおいて高品質でセキュアな政府ネットワークの構築に向けた基本合意書を締結したことを発表し、好感された。
基本合意により、国家ブロードバンド計画で定められた国内外の接続に関する目標の早期達成に加え、民間セクターと政府間のインフラ協力を促進する。また、DICTによるサイバーセキュリティーへの取り組みも後押しする。
19日の終値は、前日比105円高の3355円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社