フジ住宅が3日続落、33円安の667円を付けた。2日午後2時、26年3月期の連結業績予想を発表。増収減益見通しを示し、嫌気された。
26年3月期業績は、売上高1260億円(前期比1.7%増)、営業利益72億円(同8.8%減)を予想。新築戸建は販売戸数が若干減少する見通しながら、新規竣工の分譲マンション3棟の引渡しと、竣工済み分譲マンションの未受注在庫の受注促進で、前期以上の販売戸数を確保し新築戸建の販売戸数減を補う。また、売り急がず丁寧な販売活動を継続することで、戸当たり利益を増やすという。配当は、第2四半期末16円(前期実績14円)、期末16円(同18円)の合計32円(同32円)を計画する。
25年3月期決算は、売上高が1239億2700万円(前期比2.9%増)、営業利益が78億9400万円(同8.7%増)だった。
2日の終値は、前日比14円安の686円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社