大空間構造建築や電力鉄塔の建設、不動産事業を展開する巴コーポレーションが急反発、前日比107円高となる1493円を付けた。5月30日引け後、中期経営計画の目標の一部を上方修正した。
中計最終年度の28年3月期の数値目標について、完工高400億円を据え置くものの、完工営利を40億円から42億円に増額した。事業別では不動産部門を引き上げた。また、中計の狙いとしている「東証プライム市場を狙える立ち位置の確保」については、25年3月期末での流通株式時価総額が149億6000万円となり、プライム市場の基準である100億円をクリアしたとしている。
2日の終値は、前週末比75円高の1461円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社