医薬品準大手の住友ファーマが前日比327円高の2765円をつけ、18日の年初来高値2590円を大きく更新。SMBC日興証券は目標株価を引き上げている。
SMBC日興証は19日付で住友ファーマの投資判断「2」(3段階中2位)を継続しながらも、目標株価を1400円から2600円に引き上げた。抗がん剤オルゴビクスなどの売上計画が保守的と考えられることから、今期(26年3月期)中にもう一段の上方修正の可能性があると予想。業績予想の上振れについては、ほぼ株価に織り込まれたとしながらも、残りの株価アップサイドは、「enzomenib」や「nuvisertib」などの血液がん治療薬の提携と指摘。これらは、5−10%の株価上昇につながると予想している。
20日の終値は、前日比264円高の2702円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社