旭化成は22日、感光性絶縁材料「パイメル」の将来的な需要拡大への対応を目的として、生産能力増強の設備投資を決定したと発表した。
同社では、急速な技術革新が進む生成AI(人工知能)などの先端半導体向け層間絶縁膜市場は、足元では年平均8%で成長しており30年ごろまではその勢いが続くと見ている。これらの需要に対応する体制を整えるため24年12月、静岡県富士市に「パイメル」の新工場を竣工し、供給能力の強化を図ってきた。今後もますます増大する需要に応えるため、さらなる生産能力増強を目的とし、今回計画を決定した。
22日の終値は、前日比1円高の1243円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社