トーメンデバが急落、405円安の4985円を付けた。24日午後1時、26年3月期の連結業績予想を発表。2ケタの減益見通しに期末一括配当の減額計画を示し、嫌気された。
26年3月期業績は、売上高4000億円(前期比5.1%減)、営業利益88億円(同13.5%減)を予想。生成AI(人工知能)サーバービジネスの開拓推進および車載ビジネスの販売体制強化など、成長性・競争力の見込まれる分野に、最先端の商材の提案を含めたトータルソリューションに取り組む。ただ、セットメーカーの調達ペースの回復力は乏しく、中国メモリーメーカーの台頭による競争激化と世界的な貿易コストの高まりの影響を受け売上減少を見込む。期末一括配当は260円(前期実績300円)に減額する計画。
25年3月期決算は、売上高が4216億7100万円(前期比13.8%増)、営業利益が101億6900万円(同7.3%増)だった。
24日の終値は、前日比405円安の4985円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社