DX(デジタルトランスフォーメーション)支援や教育研修事業を展開するFCEが急伸、前日比55円高となる825円を付けた。24日引け後、ジーニーと、そのグループ会社のJAPAN AI(東京都新宿区)との資本・業務提携に加え、AI(人工知能)エージェント業務への参入を発表し、買い人気を集めた。
ジーニーとは、FCEのDX推進事業・教育研修事業と、ジーニーのマーケティングSaaS事業との連携を軸に業務提携を行う。FCEは、ジーニーの普通株式6万5000株を約1億円で取得する。
JAPAN AIとは、生成AI技術を活用した「FCEプロンプトゲート」の事業基盤を拡張・発展させるかたちで、JAPAN AIのOEM(相手先ブランド)提供を受け、AIエージェント領域における新たな事業基盤の確立を目指す。FCEはJAPAN AIの優先株式9900万円分を取得する。
25日の終値は、前日比49円高の819円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社