株式新聞ダイジェスト

<26日の動意株>一工薬が急落、自己株式処分と売出しによる希薄化を警戒

 界面活性剤や光硬化樹脂用材料などを手掛ける第一工業製薬が急落、前日比590円安となる5270円を付けた。25日引け後、自己株式の処分と株式売出しを発表し、売り材料視された。

 同社は100万株の自己株式処分を行うほか、みずほ銀行や京都銀行などが保有する一工薬株計33万7400株を売出す。処分価格、売り出し価格の決定日は9月2−5日までのいずれかの日の終値に決定する。また、上限20万600株のオーバーアロットメントによる売出しも予定している。

 調達資金のうち、24億8900万円を四日市工場霞地区におけるリチウムイオン二次電池負極用水系複合接着剤の生産能力増強に係る設備投資資金に充て、5億4200万円を同地区における低誘電樹脂材料の生産能力増強に係る設備投資資金に、残りを長期借入金の返済資金に充当する。

 26日の終値は、前日比590円安の5270円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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