三菱電機は26日、清水建設と、オフィスフロアにおける空調制御の最適化に向けた実証実験を同日から開始すると発表した。
今回同社は、建物内の設備機器を制御し、さまざまなアプリケーションとの接続を可能とする清水建の「DX−Core」を介して得られる他社製空調機器の稼働データ、Serendie Street Yokohama(神奈川県横浜市)に設置したセンサーから得られる温湿度などの環境データや人位置データ、外気温や日射量などのオープンデータを同社のデジタル基盤「Serendie」に集約し、リアルタイムに分析した結果を空調制御に適用する実証実験を行う。同社がこれまで培ってきた空調制御に関するノウハウと「DX−Core」を組み合わせることで、オフィスフロアの省エネと快適性を両立した最適な空調制御の実現を目指すという。
26日の終値は、前日比71円安の3641円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社