ヒガシホールディングスが急騰、215円高の1987円を付け,7月31日の上場来高値1863円を大きく更新した。前週末24日引け後、26年3月期の連結業績予想の上方修正と、期末一括配当の増額計画を示し好感された。
通期の業績予想で、売上高を510億円から540億円(前期比12.2%増)に、営業利益を29億5600万円から32億5600万円(同18.9%増)に引き上げた。第2四半期累計(25年4−9月)は大手EC向け大型3PLセンターである川西ロジスティクスセンター(LC)、神戸西LC、流山LC、鳴尾浜LCの事業が順調に拡大し、計画を大きく上回った。流山LC増床部分の稼働開始に向けた初期投資費用や、幅広い事業での更なる業容拡大に向けた人材・車両・設備への投資等の支出が予定されているものの、足元での業績動向を織り込んだ。期末一括配当は、従来の46円から50円(前期実績42円)に増額する見込み。
27日の終値は、前日比182円高の1954円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社