大日本印刷は28日、新薬開発の探索研究のスクリーニングや、非臨床試験で行う動物実験に代わる生体模倣システム(MPS)の開発に向け、筑波大学と共同研究を開始したと発表した。
MPSは、ヒトの臓器の単一種または複数種の細胞をチップに載せ、生体内の微小環境を模擬的に再現したもので、薬物の効果や安全性の評価に活用できる技術。同社が国立成育医療研究センターなどと開発した「ミニ腸」は、ヒトの腸と類似した特長を有し、筑波大学などが開発したMPSと組み合わせることで、ヒトの体内に近い評価を実現できる可能性があるという。今回、両者は「ミニ腸」の腸細胞とMPSを組み合わせた新しい評価システムの共同研究を開始し、その有用性・信頼性を検証する。
28日の終値は、前日比15.5円高の2464.5円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社