大手建機メーカーの日立建機が大幅続伸、前日比237円高となる4313円を付けた。25日引け後、25年3月期決算(IFRS)と26年3月期の業績予想を発表した。
25年3月期の連結調整後営業利益は1450億円(前期比13.7%減)だった。物量減と製品地域構成差の悪化に加え、施策的経費が増加した。26年3月期の調整後営業利益予想は1510億円(前期比4.1%増)とした。マイニング製品の新車需要の減少を見込む一方で、稼働機のメンテナンス需要の堅調な推移を織り込み、為替前提を1ドル=145円、1ユーロ=155円に設定した。
年間配当予想は、中間75円、期末100円の計175円と年間で前期並みとした。
28日の終値は、前日比176円高の4252円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社