北越コーポレーションが急落、128円安の835円を付け14日の年初来安値932円を大きく割り込んだ。28日引け後、26年3月期第2四半期累計(25年4−9月)と通期の連結業績予想を下方修正し、嫌気された。
第2四半期累計の業績予想で、売上高を1500億円から1390億円(前年同期比6.9%減)に、営業利益を80億円から20億円(同77.8%減)に減額。海外市場におけるパルプ販売数量の減少および販売価格の下落や、洋紙・板紙の販売数量減少などを見込んだ。通期予想では、売上高を3030億円から2920億円(前期比4.5%減)に、営業利益を180億円から80億円(同59.4%減)に引き下げた。第2四半期累計の成績に加え、足元での業績動向を織り込んだ。
29日の終値は、前日比127円安の836円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社