マヨネーズ最大手のキユーピーが5日ぶりに反発、前日比283円高となる4170円を付けた。2日引け後、25年11月期売上高予想の上方修正と、第3四半期累計(24年12月−25年8月)決算を発表した。
通期の連結業績予想について、売上高を5050億円から5120億円(前期比5.8%増)に引き上げた。鶏卵相場の高騰により、業務用セグメント売上が予想を上回る見込みとなった。営業利益は345億円(同0.5%増)を据え置いた。
第3四半期累計業績は、売上高が3834億2400万円(前年同期比6.2%増)、営業利益は270億6200万円(同9.2%減)だった。海外での販売増や国内での価格改定効果があった一方、主原料高騰の長期化や物流コストの上昇が響いた。
3日の終値は、前日比203円高の4090円
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社