東レは4日、ネガ型感光性材料における高感度化技術の極限追及と硬化応力を制御する独自の感光設計技術により、膜厚200マイクロメートル、線幅30マイクロメートルの超厚膜・ハイアスペクト微細加工を実現した感光性ポリイミド材料「STF−2000」の開発に成功したと発表した。
今回開発した「STF−2000」はPFASフリー組成を実現、さらに、有機溶媒を使わないアルカリ現像タイプとすることで、環境負荷を抑えながら持続可能な社会の実現を目指すサステナブル材料となっているという。25年度の量産に向け、顧客評価を開始しており、幅広い要望に対するとしている。
1マイクロメートルは0.001ミリメートル。
4日の終値は、前日比5.8円安の986.4円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社