オルガノが急騰、1500円ストップ高の1万600円を付け、7月16日の年初来高値9720円を大きく更新した。4日引け後、26年3月期第2四半期(25年4−9月)と通期の連結業績予想を上方修正し、買い人気を集めた。
第2四半期累計(25年4−9月)の業績予想で、売上高を775億円から820億円(前年同期比10.3%増)に、営業利益を115億円から148億円(同28.9%増)に引き上げた。売上高は、主に海外における電子産業分野の大型プラント案件の上期の工事進ちょくが期初の想定を上回ったことが寄与する。通期予想では、売上高は1750億円(前期比7.2%増)を据え置いたが、営業利益を315億円から340億円(同9.3%増)に増額した。主に上期における原価低減や採算性改善効果などを織り込んだ。
第1四半期(25年4−6月)決算は、売上高が381億1000万円(前年同期比20.5%増)、営業利益が69億5300万円(同73.8%増)だった。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社