音響・セキュリティー機器メーカーのTOAが、前日比81円高となる1127円まで買われ、年初来高値を更新。4日引け後に発表した、26年3月期第1四半期(25年4−6月)決算が買い材料視された。
第1四半期の連結営業損益は3億6300万円の黒字(前年同期は9100万円の赤字)だった。日本やアジア・パシフィックで収益性が改善したほか、中東での市況回復やラマダン需要の取り込み、カナダでの教育市場や鉄道施設向けの納入進展などが寄与した。通期予想は営業利益45億円(前期比25.4%増)を据え置いた。
5日の終値は、前日比58円高の1104円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社