半導体封止材で世界トップシェアの住友ベークライトが3日ぶりに反落、前週末比101円安となる4081円を付けた。東海東京証券の投資判断引き下げが売り材料視された。
東海東京証は4日付で、住友ベの投資判断を「アウトパフォーム」(3段階中最上位)から「ニュートラル」(3段階中2位)に、目標株価を5430円から4380円に、それぞれ引き下げた。直近の株価上昇により割安感が薄れたと指摘。26年3月期も事業利益過去最高更新見通しながら、増益ペースは鈍化すると予想している。
7日の終値は、前週末比67円安の4115円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社