株式新聞ダイジェスト

<8日の動意株>大倉工が急伸し年初来高値、25年12月期第2四半期決算は大幅な営業増益で着地

 大倉工業が急伸、370円高の4890円を付け、6日の年初来高値4570円を大きく更新した。8日午後零時30分、25年12月期第2四半期累計(1−6月)の連結決算を発表。大幅な営業増益で着地、好感された。

 第2四半期累計の決算は、売上高が435億5100万円(前年同期比10.5%増)、営業利益が35億2700万円(同51.9%増)だった。新規材料事業において大型液晶テレビ用ハイエンドディスプレー向け光学フィルムの受注が増加。利益面では、生産性の向上などによるコスト削減策や、新規材料事業で前年に稼働を開始した新工場の操業が安定してきたことも寄与した。

 25年12月期の業績予想は、売上高850億円(前期比4.7%増)、営業利益53億円(同16.1%増)を据え置き。第2四半期累計決算の通期業績予想に対する進ちょく率は、売上高で51.2%、営業利益で66.5%となっている。

 8日の終値は、前日比125円高の4645円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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