東レは8日、中国の東麗膜科技(佛山)および、東麗先端材料研究開発(中国)と共同で、産業廃水の再利用や下水処理に最適な新しい逆浸透(RO)膜「TLF−400ULD」を開発したと発表した。
新製品「TLF−400ULD」は、同社独自の製膜技術と流路設計により、従来製品と比較して高い塩除去率を維持しながら、透水性および耐薬品性の向上を実現したという。さらに、汚れの堆積による差圧の上昇を大幅に抑制することに成功した。今後は、同社および中国・藍星東麗膜科技(北京)を通じてグローバル市場へ展開するとしている。
8日の終値は、前日比2.7円安の978.5円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社