モバイルゲームを展開するKLabが前日比56円高の330円まで買われ、年初来高値を更新。前週末5日引け後、アラブ首長国連邦の投資会社UCI、Sun Asterisk、シックスセンツ(東京都江東区)、JTフィナンシャル(東京都港区)を割当先とする第三者割当による新株発行に加え、UCIとJTフィナンシャルを割当先とする新株予約権の発行を発表し、買い人気を集めた。
調達総額は約51億円で、使途の内訳は、ビットコイン・金(金ETFなど)の購入に36億円、新規大型モバイルオンラインゲームの企画・開発・運営に10億円、新規事業の開発に5億円を予定している。
市場では、中東マネーの流入が好感されたほか、新作タイトルへの開発期待が高まった格好だ。
8日の終値は、前週末比30円高の304円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社