カナデビアは9日、100%子会社でスイスのKanadevia Inova AG(Inova)が、英国を拠点にごみ焼却発電プラント運営などを行うEncyclis(エンサイクリス)から、ごみ焼却発電プラントの排ガスから二酸化炭素回収を行う施設のEPC(設計・調達・建設)業務を受注したと発表した。
今回Inovaが請け負う二酸化炭素回収施設は、英イングランド北西部チェシャー州で建設中のごみ焼却発電プラントに隣接して設置し、29年に完成する予定。二酸化炭素の吸収材としてアミンを用いるアミンスクラビング技術によって年間約37万トンの二酸化炭素を回収できる見込みという。
9日の終値は、前日比4円高の1088円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社