株式新聞ダイジェスト

<9日の動意株>住友倉が年初来高値、自己株取得枠の設定と自己株消却を材料視

 住友倉が5日続伸、140円高の3000円を付け、3月24日の年初来高値2935円を大きく更新した。9日午後1時20分、自己株取得枠の設定と取得した自己株の消却を発表、材料視された。

 自己株取得の上限は120万株(自己株を除く発行済み株式数の1.55%)・35億円。株主還元の充実および資本効率の向上のため自己株を取得する。取得期間は5月12日から11月28日までとし、今回取得した自己株は26年3月31日付で消却する。

 26年3月期の連結業績予想は、営業収益1970億円(前期比1.9%増)、営業利益120億円(同9.6%減)を予想。配当は第2四半期末51.5円(前期実績50.5円)、期末51.5円(同52.5円)の合計103円(同103円)を計画する。

 25年3月期決算は、営業収益が1933億9800万円(前期比4.7%増)、営業利益132億7500万円(同0.7%増)だった。

 9日の終値は、前日比102円高の2962円。
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