日本取引所グループ(JPX)が続伸、57.5円高の1639円を付けた。24日正午、26年3月期の連結業績予想(IFRS)の上方修正と、配当予想の増額を発表、好感された。
26年3月期業績予想で、営業収益を1610億円から1750億円(前期比7.9%増)に、営業利益を825億円から955億円(同6.0%増)に引き上げ、一転して増益となる見込み。連結業績予想数値の前提となる通期の1日平均の売買代金・取引高について、最近の市況動向を踏まえ前回予想から引き上げたことを織り込んだ。
配当予想については、第2四半期末が従来の21円から25円(1対2の株式分割を考慮した前期実績は16.5円)に、期末は同22円から25円(前期は特別配当10円を含む29円)に増額し、年間配当は50円にするとした。
24日の終値は、前営業日比32円高の1613.5円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社